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SDGsの推進は企業価値向上の鍵!SDGsの成功事例もご紹介

SDGsを推進することは、現在企業にとって重要な使命と認識されています。しかし、SDGsの理念は理解しているものの、実際に社内でどのようなSDGs推進を進めていけば良いか考えることは容易ではありません。 本記事では、SDGsを推進するための効果的な方法を10のステップに分けて紹介します。また、他社がどのようにSDGsを推進しているかの成功事例も紹介しておりますので、自社の業務の中にSDGsを取り入れる際の参考にしてください。

更新日:2023年12月27日


SDGsを社内で推進する方法について

企業がSDGsを推し進める方法として、以下に10ステップをピックアップして紹介します。

SDGs推進に向けてステップを確認!

  • SDGsを理解する
  • 自分の課題を洗い出す
  • 目標や計画を立てる
  • 経営に統合する
  • SDGs取り組みへのキャンペーン
  • 社内でアイデアコンテストを開催してみる
  • SDGsに関連する指標を人事評価に取り込む
  • SDGsを軸にしたイベントを企画する
  • 活動報告
  • SDGsを身近に実感できる商品の普及

SDGsを理解する

最初に、SDGsを「なぜ推進していくのか」や「どのような取り組みがあるのか」理解することから始めましょう。SDGsを推進していくためには、経営陣を含む社員全員に理解してもらうことから始めてください。SDGsについて理解できていなければ的確な指示が出せず、社員のモチベーション維持も難しくなります。SDGsが「事業に繋がる課題」であることを理解してもらうためにも、社内研修や社内のコミュニケーションツールを活用してください。SDGsに関する基礎知識がなければ、なんとか始めた取り組みも頓挫してしまうかもしれません。そうならないためにも社員全員で取り組み、SDGsを推進するメリットを理解することが重要です。

自社の課題を洗い出す

SDGsには、17の目標・169のターゲット・232の指標が提示されています。それら全てを自社の課題として取り組むのは現実的ではありません。自社の課題を洗い出し、17の目標と関連性の高いものをピックアップしてください。その際に、関連性があるからといくつもの目標に取り組むと、負担が増えるためおすすめできません。自社の課題とマッチする17の目標から1つに定め、169のターゲットから具体的な目標を決めて、232の指標の中から進捗度を測って少しずつ進めていきましょう。

目標や計画を立てる

経営を進めていくためには、無理のない範囲で明確な数値目標を立てることが重要ですが、SDGsへの取り組みにおいても同じことが言えます。「節電を心がけましょう」という目標があった場合、人によって判断基準が異なるため、どのように行動すれば良いか判断が難しいです。例えば、「5年以内にオフィスの照明を人感センサーやLED照明に変更し、電気代を⚪︎%削減する」といった具体的な数値目標や達成期限を決定してください。数値があると目標に近づいているのか把握しやすいため、モチベーションも維持しやすくなります。

経営に統合する

目標を立てたあとは、自社の経営戦略や日常業務の中に統合し、SDGsへの取り組みを開始します。例えば、上記でも説明した節電を目標にした場合を考えてみましょう。「節電を心がけましょう」という目標を設定するだけでは、どのように行動すれば良いのか分りません。また、節電の意識が持てていない場合は、月日とともに、SDGsへの取り組みができないまま行動目標が形骸化する恐れもあります。そうならないためにも、使わないパソコンやプリンターはスリープモードに設定するなど、大小織り交ぜた具体的な取り組みを部署や課ごとに決定します。このようにして、社内の共通意識にできれば目標達成の意識向上にも繋がります。

SDGs取り組みへのキャンペーン

自社の経営戦略や日常業務の中に統合できたあとは、SDGs取り組みへのキャンペーンを実施します。例えば、SDGsの取り組み強化週間を作り、期間中はマイボトル持参やマイバッグ使用などを推進してください。このキャンペーンは一度で終わらせず、定期的に開催するとSDGsの理念が日常生活の中に浸透していくでしょう。

社内でアイデアコンテストを開催してみる

SDGsの意識を高める取り組みとして、社内でアイデアコンテストを開催してみるのもおすすめです。自社でかかげたSDGsの目標を達成するために、どのような取り組みができるか真剣に考える良い機会となります。社内のSDGsに対する意識を向上させるだけではなく、コミュニケーションをきっかけに組織内の人間関係を築いていくことにも繋がります。

SDGsに関連する指標を人事評価に組み込む

SDGsへの貢献が給与や賞与に反映されれば、自社で設定している目標を達成するためのモチベーションが上がります。人事評価に組み込むためには、経営陣やSDGs担当者だけが取り組むのではなく、企業として社員全員がSDGsに積極的に貢献する姿勢が求められます。

SDGsを軸にしたイベントを企画する

社内でSDGsに対する意識が定着してきたら、顧客や地元の人が参加できるイベントを開催してみるのもおすすめです。参加者の中には、SDGsのことや自社がどのような取り組みをしているか分らない方もいるでしょう。イベントを開催すれば、参加者に対して社員1人ひとりがSDGsについて説明できるようになっておかなければいけません。イベントを開催する前に、SDGsの勉強会やどのように説明するかの予行練習の機会を設けると、社員がSDGsについて改めて勉強するきっかけにもなります。

活動報告

自社で定めたSDGsの目標について、「どれだけ達成できたのか」や「どのような活動をしたのか」をSDGsの活動報告としてまとめましょう。SDGs活動報告はシンプルにまとめる方が読みやすく、ステークホルダーの方の目に留まる機会も増えます。また、社外の方に自社の活動を知ってもらうことで、社内では得られなかった意見をもらえるかもしれません。

SDGsを身近に実感できる商品の普及

SDGsは通常業務の中に組み込むことが重要であるため、SDGsのロゴが入った商品やグッズを普及できれば、目に入るたびにSDGsを意識するきっかけとなるでしょう。例えば、カレンダー・名刺・バッグなどに使用すれば、目にする機会も多くなります。また、商品やグッズを使用してもらうことでSDGsを意識し、社内外でSDGsについてのコミュニケーションを持つきっかけとなるでしょう。

SDGsとサスティナビリティの違いは?

サスティナビリティとSDGSは、どちらも持続可能性を意味する言葉ですが、具体的な意味合いや目的が異なります。

サスティナビリティは、環境、社会、経済の3つの側面をバランスよく考慮し、将来にわたって持続可能な社会を実現することを目指す考え方です。具体的な目標やアクションは定められておらず、長期的な取り組みが必要です。一方、SDGSは、2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットからなる、持続可能な開発のための国際目標です。環境、社会、経済の3つの側面を網羅しており、具体的な目標やアクションが定められています。つまり、サスティナビリティは考え方や目標を示し、SDGSは具体的な行動計画を示していると言えます。

サスティナビリティとSDGSは、どちらも持続可能な社会の実現を目指す上で重要な概念です。サスティナビリティの考え方をベースに、SDGSの目標やターゲットを達成するための具体的な取り組みを進めていくことが重要です。具体例としては、環境面では再生可能エネルギーの利用や温室効果ガスの削減、社会面では貧困や格差の解消、経済面では経済成長と貧困削減の両立などが挙げられます。

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SDGs推進の取り組み事例~例えば~

SDGsと聞くと「世界的なもの」「地球規模のもの」と大きく捉えがちですが、身近な取り組みでSDGsに貢献している企業が大小様々にございます。事例を知ることによって、社内で取り組めそうなことの「きっかけ」を見つけてみてください(2023年11月 編集部調べ)

森永製菓

キョロちゃんをプロジェクトアンバサダーに起用し、SDGsの内容や森永製菓がどのように取り組んでいるかをわかりやすく紹介しています。その中でも、「サステナブルなおかし」では、未来を変えるようなお菓子のアイデアを募集していました。大人にとっても難しいSDGsに関する問題を、年齢に限らず、大好きなお菓子を入り口としてSDGsを考えるきっかけづくりに成功しています。森永製菓は、今回のお菓子のアイデア以外にも、以下のような取り組みを通じてSDGsを知るきっかけづくりも行っています。

  • クイズ
  • ゲーム
  • 漫画
  • ぬりえ
  • ムービー

これらの活動から、森永製菓のお菓子を購入することで、消費者という立場からSDGsに関わる機会が得られます。森永製菓は、さまざまな活動を通じてSDGsに参加することを身近なものにしたといえるでしょう。

ネスレ日本株式会社

ネスレ日本

「ネスカフェエコ&システムパック」を繊維としてTシャツやエプロンにアップサイクルする取り組みを開始しました。アップサイクルとは、本来ごみとして捨てられてしまうものを、価値のあるものに作り替えることです。できあがったTシャツやエプロンは、コーヒーを抽出した後の粉や枝葉を染料とする「のこり染め」という染色方法を採用しています。 ネスレ日本株式会社は、2025年までに包装材料を100%リサイクル可能またはリユース可能にし、 バージンプラスチックを現在使用している分量から3分の1削減することを目標としています。 海洋プラスチックごみ問題に向けた取り組みを進めるため、 主要商品の包装材料をプラスチックから紙へと変更しているのも特徴です。

株式会社勤労食

勤労食

食べられるスプーン「PACOON」を開発・販売することで、脱プラスチックの取り組みを進めています。環境問題やSDGsへの取り組みも、継続するためには楽しく続けられるようにすることが重要です。PACOONは、おから・かぼちゃ・抹茶などの身近な食品から、ビーツやいぐさといった珍しい食材を使った5つの味を用意しています。環境保護と食育の大切さを生活の中で感じ、心と身体の両方が満たされる豊かな時間を提供しています。

さかさま不動産

さかさま不動産

借りたい・入居したい思いを大家さんに伝え、貸主と大家さんをマッチングさせる不動産サービスです。通常は空き家の情報をもとに不動産会社に連絡して不動産を借りますが、さかさま不動産は空き家を借りたい人の情報を公開して大家さんを募ります。 い世代の方はSNSなどで自分の情報を発信することに慣れているため、「さかさま」な仕組みづくりに繋がったのかもしれません。空き家問題の解決とともに、地域の交流活性化として社会に貢献しています。

ピープルポート株式会社

ピープルポート

日本では、年間約300万台 ・ 約6,000tものパソコンが廃棄されているという現状があります。 サステナブルな社会を実現するため に、パソコンが壊れたら修理し、修理できないパソコンはリサイクルにまわす、 エシカルパソコン 「ZERO PC」を開発しました。1台のパソコンを作るためには、CO2を約250kg排出するといわれています。しかし、ZEROPCは約40kgのCO2しか排出しないため、80%以上のCO2削減が可能です。地球環境への取り組みとあわせ、難民の方が安心して働ける取り組みにも力を入れています。給与や社会保障は日本人と同水準・スキルを身につけやすい環境の用意日本語学習をサポートするなど、スキルを持った人材として活躍できる場を整えています。

株式会社UPDATER

UPDATER

電気の生産者が分かる「顔の見える電力」を提供しています。再生可能エネルギー使用しており、CO2排出量0につなげる!り組みが特徴です。環境負荷を減らすため、開発のために環境破壊をしていないか、地域住民への受け入れ合意があるかなと基準を設けています。みんなで楽しく電気を作り、本当の豊かさを未来に繋げるために、再生可能エネルギーの利用を促進してます。

株式会社上方ビール

上方ビール

電気の生産者が分かる「顔の見える電力」を提供しています。再生可能エネルギー使用しており、CO2排出量0につなげる!り組みが特徴です。環境負荷を減らすため、開発のために環境破壊をしていないか、地域住民への受け入れ合意があるかなと基準を設けています。みんなで楽しく電気を作り、本当の豊かさを未来に繋げるために、再生可能エネルギーの利用を促進してます。

MICEとSDGsの関連とは?

MICEとは、Meeting(会議)、Incentive(インセンティブ旅行)、Convention(会議・大会)、Exhibition(展示会)の頭文字をとった造語で、企業や団体の会議、研修、展示会などのイベントを総称しています。MICEは、経済効果や地域活性化などの観点から、近年注目を集めている分野です。また、SDGsやサスティナビリティの取り組みにおいても、重要な役割を果たしています。具体的な取り組みとしては、以下のようなものが挙げられます。

環境に配慮した会場や運営の施設

再生可能エネルギーの利用や、 廃棄物の削減、 資源の有効活用など、環境に配慮した会場や運営を実施することで、よりSDGsに貢献できます。

多様性や包摂性の向上

MICEは、海外からの参加者が多いため、 多様性や包摂性の向上にも貢献することができます。 例えば、外国語の対応やバリアフリーの整備を充実させることで、誰もが参加しやすい環境を整えるこ とでSDGsへの貢献に繋がります。

地域の魅力の発信

地域の食材や伝統工芸品を取り入れたイベントの開催など、地域の魅力を発信する取り組みを実施することで、 地域活性化への貢献に繋がります。

取り組み事例

例えば、弊社TCフォーラムでも「TCF」という略称のもと、Transform & Creation for the Future(未来のための変革と想像)という取り組みを行っています。具体的には、貸し会議室の運営を行う際に、会議室で行われるイベントで使われる電力を再生可能エネルギーに置き換えていく取り組みです。JTBコミュニケーションデザインと連携して進めている取り組みになりますので、詳細は下記をご覧くださいませ。
https://www.jtbcom.co.jp/service/energy/co2zero/

SDGs推進をうまく進めるために注意すべきこと

SDGs推進をうまく進めるために注意すべきこと

経営陣が先頭に立って関わること

一部の社員しかSDGsの取り組みに関わっていない場合、経営陣や他の社員は「SDGsの活動は自分には関係がない」と考えてしまう可能性があります。その状況から、SDGsへの取り組みが形だけの物となり一部の社員への負担が大きくなった結果、途中で立ち行かなくなるかもしれません。そうならないためにも、経営陣が積極的にSDGs活動に関わり、企業として活発にSDGsに取り組むことが重要です。

本来の事業に支障がない範囲で

SDGsは、一時的な目標ではなく、持続的に達成を目指すべき目標です。したがって、最初から高い目標を掲げ、無理して取り組むと負担が大きくなり、長続きしません。SDGsの目標達成に向けた活動は、日常業務に無理のない範囲で行いましょう。長期間継続することで、社員全体にSDGsの意識が定着し、目標達成に向けた一貫した取り組みとなります。

社員のモチベーション維持も重視

最初は意識が高いため、SDGs活動を負担に思うことはないでしょう。しかし、日常業務に加えてSDGsへの取り組みが求められると、一部の社員は負担を感じることがあります。そうなると、SDGsへのモチベーションが下がるだけではなく、仕事に対するモチベーションも下がりかねません。社員のモチベーション維持するためにも、「なぜSDGs活動に取り組むのか」や「SDGs活動から得られる効果」を伝え続けることが重要です。

SDGsと企業価値の関係とは

SDGsへの取り組みは、以下の4つの効果が期待できます。

  • 企業イメージ
    向上
  • ビジネスチャンス
    向上
  • 経営リスクの
    回避
  • 採用力
    の強化

SDGsへの取り組みは、世界的な課題に積極的に取り組んでいる企業としての企業価値の向上が可能です。企業価値が向上すると、ステークホルダーからの信頼も得られるため、製品の売り上げアップや投資家へのアピールにもなります。今までなかったSDGsへの視点を持つことで、将来的な消費者のニーズを捉えられ、新たなビジネスチャンスにも繋がります。また、就職活動中の学生はSDGsへの取り組みにも関心を持っており、企業側がSDGsへの取り組みに積極的であるかどうかは就職先を選択するうえでの重要な指標のひとつです。そのため、SDGsへの積極的な取り組みは、採用力の強化にもつながります。

まとめ

SDGsに向けた取り組みは、今後の企業活動において欠かせない存在です。しかし、SDGsの取り組みや意識を定着させるには、紹介した10個のステップや経営陣のリーダーシップが欠かせません。SDGs推進は、一部の担当者や経営陣だけで行うのではなく、企業全体で一致団結して行うことが成功のカギと言われています。社員全員を対象としたSDGs研修を行うことで、社内の推進力が高まっていきます。SDGsを理解し取り組んでいくことで、個人の小さな動きが世界問題、社会問題の解決の一歩となりますので、ぜひ積極的に取り組んでいきましょう。

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